2013年09月

アフターアース


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全体評価★☆☆☆☆ 

見る時間の無駄な映画。


〈脚本〉☆☆☆☆☆ 
最悪。異星人とは戦いません。舞台は地球。

〈演技〉★★☆☆☆
ウィルスミスが怪我して動けない役。ウィルは戦いません。

〈構成〉★★★☆☆
しっかりはしてるがファミリー映画ぽい話の流れ


〈映像〉★★☆☆☆
CGも悪くはないが、近年の技術進歩を考えるとよくもない


〈音楽〉★★☆☆☆
普通以下。

コメント


 ウィルスミスも主演格で出ている映画「アフターアース」を見た。
 あらすじを見た時は、なんかアバターに近いのかとも思ったがそんなことはない見る価値のない映画だ。
 ありきたりのストーリーと何より予想と違うストーリー展開。何よりウィルスミスが怪我して動けない役で彼のアクションシーンがないというのはウィルスミスファンにはいかなるものか?また、iロボットなどであくまでヒューマンとしての役柄を担ってきた彼が本作でゴーストという恐怖を消せる人間の役してるのも違和感覚えた。
 構成もファミリー映画、親子の絆、子供の成長がテーマだろうか?どちらかというとそこが主体のようで、それであってそういう映画ならもっとおもしろいものもあるからあえてこれを見る必要はない。
 次に、映像だがバンカーゲームクラスのCGのよう。なんというか、外景は悪くないが、アバターのような高度なグラフィックと比べれば見劣りするし、異星人はいっさい登場することなくモンスターというか、人間の居なくなった後の地球の生命体が描かれるがそれもなんというか、合成感が漂いリアリティが薄い。
 設定としては、異星人と地球人の争いだが本編に異星人はノータッチ。敵というか、主人公とその子供が人類なき未開の地となった地球に放り出され救助を求めるのが本筋だが、それを邪魔立てるのはモンスター化した(といってもサーベルタイガーみたいなのとかプテラノドンみたいなのとかとりわけ新しい発想もなし)動物と異星人が作った対人類用の生体兵器(これは船で輸送中だったのが逃げた)というくらいで真の敵は親子の溝と過去でありあまり深いところがない。

半沢直樹 10話

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 まさかの出向エンド。でも、予想はできた展開だった。前々から半沢は大和田の首を落とせるなら自らを道ずれにする覚悟はあったように思える。
 浅野支店長の時も不正が分かるまでは全ての責任を取ると言ってる所から目的としては腐敗した銀行の体制の改革と半沢にとってそれの体制の象徴的存在である大和田を潰すことが目的だったと思われる。そもそも、頭取になるのはその手段の一つだったのだろう。
 それを踏まえた上でこのドラマの幾つかの視聴者にとってラストに残る疑問を書き出して見る。



ラストの出向エンドの理由

 出向エンドはバッドエンドなドラマだった場合になくはない。正義は必ずしも勝つとは限らず、大和田と羽根専務が会食してる裏で半沢が首を括ってるエンディングもありと言えばありだろう。
 だが、多くの人の疑問は何故、半沢は勝ったのに負けたのか?ではないだろうか。最後の取締役会では半沢の圧勝だった。なのに負けた出向とは意味分からないと思う人も多いはずだ。

・理由その1
〈大和田常務の策略〉
 大和田常務が中野渡頭取が二代派閥の掌握を望んでることを見抜き、残る条件として半沢の出向を命じた。 
 まず、出向先が大和田が準備していたものと同一であるというのも根拠の一つ。
 また、取締役会で準備していた偽証のような半沢出向のための話はパーになったかもしれないが、半沢が近藤や浅野支店長の件を黙秘してたりすることなど腹を括って打ち明ければ弱みを握ってはいる。特に自分のやってきた罪は許されて上がりようはないが落ちようも(今のとこは)ないためそれらに大和田自身が関わってはいるが、頭取に告げ口しても問題はないので半沢のダークサイドを暴きだしたのかもしれない。

・理由その2
〈中野渡頭取の杞憂〉

 半沢は頭取に成りたいと公言している。大和田常務はいい志だみたいに言ってたが、まあ実際に頭取の椅子に座ってる人からすればこれほど恐ろしいものはない。
 しかも、半沢は上司を頭取の前で土下座させたのだ。次は自分かもしれないという思いは高まるだろう。それなのに、二階級昇進どころか副部長にでもしてしまえば自らの首を絞めるのを早めかねないと頭取は考えた。
 半沢は黙っていても契約を取ってくるからいずれ昇進するし、大和田のように潰すのは無理そうだからこの際いい機会だから金融庁検査について難癖つけて出向させよう計画。

・理由その3
〈取締役会の総意〉

 大和田が悪いにせよ、半沢は土下座に拘りすぎた。真に銀行が利用者のための客商売だというのならそんな男は倫理的に問題あるだろう。 
 取締役会で半沢の攻撃的な態度が問題に上がったのかもしれない。あまりあれを気分よく思える人はいないだろう。特に取締役会は半沢を見るのも初めてだって人もいるわけだから印象が悪い方に流れ敵が増えたのかもしれない。

理由その4
〈花の陰謀〉
 
 半沢の出向を望む身内。何かをリークした可能性もある。半分ジョーク。

理由その5
〈マスコミ絡みの復讐〉

 半沢があの後、岸川ネタを売ったかが問題だ。お礼はネタでと伊勢志摩のナルセと暴力団のネタを貰ったが返してない。大和田と話をリークするつもりだったのかもしれないが、銀行を潰さないためにも伊勢志摩の件はもらせないし、ラフィットも同様。大和田が免職されない以上下手に叩けば銀行の信用を失う失態となる。
 また、大和田と黒崎が繋がってはいなかったため、大和田ネタは枯渇。変わって岸川と黒崎の繋がりだが、これはあそこまでしたのに半沢はリークするだろうか?しても、そうなれば他の危ない話もバレかねないし。しなかっても大和田が復讐でリークやリークされた岸川の復讐か。


半沢は何故、近藤を許すのか?

 基本は性善説、やられたらやり返す倍返しだの半沢。何故、近藤は許したのか?
 これまで、多くの私欲のために動く銀行員たちの最後の懇願を耳に止めず潰してきた。その裏には国民のためでなく、私利私欲で動くものを許さないという気持ちがあったようだ。
 今回、近藤は半沢達を裏切っただけでなく「タミヤ電気のためにやってるんだ。」とか、「この書類があれば、今ならやり直せます」とかいろいろいっておきながらその全てを切り捨て自らのために悪事を働いたといっても過言ではない。大和田の隠蔽に一枚かんだというだけでなく、大和田の思い通りになれば3000万は戻らずタミヤ電気は窮地に立たされ半沢は出向。
 それにいずれタミヤ社長が暴露する可能性もあったのに。そうならないためには半沢にうまく動いて貰う。その前提だろう。全くある意味黒幕級だ。
 なら、何故その近藤を許したのか?答えは簡単半沢も同じ方法で出世してるから。近藤に「お前の手に入れた書類をどう使おうが自由だ」みたいなこといってたが、それはまあ常識的に考えれば半沢に渡さなくて直接、東京中央銀行の役員とかマスコミとかに渡して自身の手柄として悪事をばらすという選択肢が存在しないわけではないが、今までさんざん尽くしてるんだみたいにいってタミヤ電気に対する行為がその書類を闇に葬る選択した時、嘘になった。
それでも半沢が許したのは自らの過去を見て近藤を攻められなかったからだろう。

エリジウム

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 第9地区の監督ニールブロムカンプの最新作エリジウムを見た。正直、第9地区のが生々しさでは遥かに勝るが今作では人間強化やロケット等が密売される近未来のスラムが描かれている点で目新しさが感じとれる。
 前作の第9地区はエビと呼ばれる非人間型生命体に対する差別とその未知の存在への畏怖が内包され一段と単なるアクションSF映画としてのみ完結するわけではなく色濃いものとなっておりラストの煮え切らない感じも逆にいい意味で後味の残る作品であった。比べてエリジウムは寧ろ正統派な映画であるといえる。主人公マックスはスラムで生まれ育ち暮らしている前科持ち、職場の上司の横暴(というかスラムの企業なんてあんなもんだろう)で致死量の放射線を浴び助かるためにはエリジウムの医療施設がいる。エビを蔑み、その結果相手の立場に転落し思い知ることになった彼とはまた違うタイプの主人公だ。いや、比較する意味がないくらいに今作のマックスは典型的なアウトローだがいいやつみたいなイメージではないだろうか。マックスだけでなく刑務所映画じゃないとお目にかからないようなキャラが今作の地球人。
 地球全体がスラムであり、ディストピアでありエリジウムのみがユートピアとして成り立っている。エリジウムの大きなテーマとも言えるユートピアとディストピア。これはSFにおける命題でもあるが、極度の監視社会の副産物ではなくこの場合は格差社会の一極化によりあり得ている。ラストではマックスによりそれが是される。
 だが、それは果たして全ての地球を受け入れる設備なのだろうか?全ての地球人をエリジウムに受け入れれば貧困がなくなるどこか人口過多でシステムが崩壊し人間が絶滅もあり得る気がする。闇商人のスパイダーはマックスにそうすれば皆助かるというが、まあ皆がエリジウム利用できるようになるのが正であるならそうだが。
 人口過多の以前にも狂った傭兵が政治家皆殺ししてたがそれにより今後のエリジウム運用に支障をきたさないのだろうか。地球からの元難民達がエリジウム市民となりやりたい放題。それは例え悪人であっても適用されてしまうように思える。エリジウムの市民の権限としてある程度の越権が許されたようだし。(ドロイドに対して地球人への攻撃を指示したり、カーライル思いっきりブラックな企業方針だし。)
 闇商人あがりがエリジウムのような高度システムを統治できるのか?

半沢直樹 9話

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 なかなかの衝撃的展開。もういっそ半沢が出向になるエンドがとうとう大詰めな感じではあったが敵が大手かけて油断していた隙を狙い徹底的に叩きつぶした。やられたらやり返す、まさにtake doble the paybackな回だ。
 岩沢社長もよく外国企業の参加に入る決意をしたものだが、それにしても決断が遅すぎやしないだろうか。あそこで決断しなきゃ自分は更迭されていたのに。それとも羽根専務が温情でそれなりのポストにおいてくれるとでも思ってたか。伊勢志摩ホテルを守るもなにも羽根専務に後任を譲って手に入るのは一年の金融庁検査の延期であり、実質破綻先に入らないだけでうまく経営再建案を持ってるようではなかったが。
 最後の最後であの裏切りには引いた。あれだけタミヤ電気をよくするとかほざいてた男が、バレたらただじゃすまんだろうな

ニコニコ動画で映画を見る

 ニコニコ動画の有料サービス「ニコニコチャンネル」を使って映画をレンタルして見てみたが醜かった。画質ではなく、プレイヤーに問題がある。

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動画プレイヤーの使い方

 現在、ニコニコ動画のAndroid向けサービスではFlash playerを使った再生方式が採用されている。
 Flash player自体はAdobe社のHPから手に入るし、非対応とされる4.0以降のOSでも一応動作するのでその辺は多めに見る。だが、問題はプレイヤーにある。いや、ありすぎる。
 何故かシーク機能がない。動画を飛ばせないのだ。早送り、巻き返しボタンは5秒枠でしかできないし。これで映画を販売するなんてなんて命知らずなんだろう。
 また、プレイヤーを長時間(5分ほど)放置するとエラーが発生する。サーバーとの通信が一定時間ない(動画を停止する)と読み込みエラーになる。その時は、再読込してページを再表示することになるが、最初から見なければならない。早送りでも5秒ずつだ。
 画質はプレミアム会員ならそこそこのDVDRipくらいの映像が楽しめる。
 因みにソードフィッシュみたのだが、途中で昼飯食った時に途切れて30分の視聴時間を丸ごとロストした。レンタルだと映画一本300円/2日で借りれる。TSUTAYAの郵送や実際に行くのと比べて得られるのは気軽に借りれる手間がフリーなくらいだが、だからといって気軽に借りてみると金を溝に捨てることになりかねない。


追記9月28日

Android版でシークする裏技発見

こちらより

http://blog.livedoor.jp/hiroki10259/archives/33427104.html
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