
全体評価★☆☆☆☆
見る時間の無駄な映画。
〈脚本〉☆☆☆☆☆
最悪。異星人とは戦いません。舞台は地球。
〈演技〉★★☆☆☆
ウィルスミスが怪我して動けない役。ウィルは戦いません。
〈構成〉★★★☆☆
しっかりはしてるがファミリー映画ぽい話の流れ
〈映像〉★★☆☆☆
CGも悪くはないが、近年の技術進歩を考えるとよくもない
〈音楽〉★★☆☆☆
普通以下。
コメント
ウィルスミスも主演格で出ている映画「アフターアース」を見た。
あらすじを見た時は、なんかアバターに近いのかとも思ったがそんなことはない見る価値のない映画だ。
ありきたりのストーリーと何より予想と違うストーリー展開。何よりウィルスミスが怪我して動けない役で彼のアクションシーンがないというのはウィルスミスファンにはいかなるものか?また、iロボットなどであくまでヒューマンとしての役柄を担ってきた彼が本作でゴーストという恐怖を消せる人間の役してるのも違和感覚えた。
構成もファミリー映画、親子の絆、子供の成長がテーマだろうか?どちらかというとそこが主体のようで、それであってそういう映画ならもっとおもしろいものもあるからあえてこれを見る必要はない。
次に、映像だがバンカーゲームクラスのCGのよう。なんというか、外景は悪くないが、アバターのような高度なグラフィックと比べれば見劣りするし、異星人はいっさい登場することなくモンスターというか、人間の居なくなった後の地球の生命体が描かれるがそれもなんというか、合成感が漂いリアリティが薄い。
設定としては、異星人と地球人の争いだが本編に異星人はノータッチ。敵というか、主人公とその子供が人類なき未開の地となった地球に放り出され救助を求めるのが本筋だが、それを邪魔立てるのはモンスター化した(といってもサーベルタイガーみたいなのとかプテラノドンみたいなのとかとりわけ新しい発想もなし)動物と異星人が作った対人類用の生体兵器(これは船で輸送中だったのが逃げた)というくらいで真の敵は親子の溝と過去でありあまり深いところがない。