
アポカリプスの砦を読んだ。パンデミックものは特に好きではない。ハリウッドという傘を着た実質B級な脚本を巨額の予算とスタッフで超大作風のスケールを纏ったものに仕上げた映画がその手のジャンルには多いからだ。それは、映画の、特にはアメリカの話しであるが舞台がどこであろうと漫画であろうとあまり変わらないと思っている。何故ならパンデミックにより生まれる副産物の呼び方は変われどもゾンビである存在は西洋の概念であり、ある意味その文化を周到するものだからだ。ゾンビが出てくる物語は間接的であれ西洋より輸入され、それらを喚起させるものである。
このアポカリプスの砦についてはエグい漫画を読みたいと思ったのが発端だ。
http://matome.naver.jp/m/odai/2137952267525058901
このNaverのまとめを見て、アポカリプスの砦を知った。このまとめの中では他に「魔法少女オブジエンド」というのを読んだのだが、そちらはただ、グロいだけのバイオレンス漫画だった。

何というかこちらは作者の退屈をぶち壊したいという感覚は伝わったが、マジカルと叫ぶ一種のゾンビが学校に襲ってくるというだけの中身のない漫画だ。インパクトという概念だけは伝わった。
対して、アポカリプスの砦は素晴らしい漫画であるのかというと疑問だ。やはり、パンデミックである以上、終末ものに近い終わりを迎えた人類やそれに立ち向かう姿と描ける範囲が狭まるし、それ以前にこの漫画は細部があやふやで展開が飛びすぎるというのもある。
魅力のある囚人たち
この舞台は少年院のような場所である。その辺の仕組みは分からないが、前に「塀の中の中学校」という映画を少し見たのだが、その実話に基づくというドキュメンタリーは実話に基づきすぎて中学校なのに登場人物はおっさんか爺さん(そういう所らしい)となっていてエンターテイメントではなかったのを記憶している。
何を言いたいのかというと日本には刑務所を描いた話しとかは少ないがその中でもこれはこいつらがプリズンブレイクしたら面白いんじゃないかと思えるような曲者ぞろいのキャラクターが多い。全員、子供だけど。

主人公前田。こいつだけ無期→ゾンビによる冤罪。

最初泣いてたのにゾンビ現れてから何故か少年院メンバー馴染んでる善良な市民。
院では4号室に入れられる。

4号室室長。乱闘になりそうな時もナイフ隠し持って笑ってる男


武器持ったら強い。なんかの非行チームの元リーダー。

岩倉。ゾンビより強い。そして前田を助ける優しいやつ。

元少年兵。過去に何かありそう。

ノイマン。明らかに異常殺人とか快楽殺人タイプ。世界の終わりを喜び、ゾンビの生体に興味を持つ。

他にも
4号室だけでも濃いけど仕切ってる頭とか他の室のやつとか色々います。
本当にこいつらが正統派脱獄ものか刑務所ドラマやれば面白いと思うけどね。

画力や構成はまあまあかな。本当最近は設定だけすごい漫画が多い








