
ジャンプスクエアで「八重の桜」が連載されていたとは驚いた。この所は週刊誌離れというか立ち読みもあまりしていない。
るろうに剣心特筆版ですら、あれは名作(と呼ぶには何かと欠点もあったが)である少年ジャンプ版を貶めるというか、まあ、あまりにもぐちゃぐちゃに色々詰め込みすぎて映画の宣伝以上のものではなく、漫画というか広告と呼ぶべき適当さだった。(確か、10週打ち切りになった場合に作者が考えてたプロットだそうだがボツ案を採用するなよ。敵味方が入り乱れ過ぎてまだ、旧作のが良かった。ただ、絵は向上というか書き慣れた感があり良かったが。)
他にも、何かと新連載より移籍やコミカライズが多いスクエアであったが、映画の宣伝までやるのかと萎えたものだ。
まあ、「屍鬼」とかはスクエアが成し遂げた偉業の一つであるから一概には批判はできないけど。ホラー小説の金字塔と呼ばれた屍鬼をコミカライズして現代風に仕上げて当時ホラー小説などあまり読まなかった僕はなんてシリアスな雰囲気のある漫画なんだと衝撃を受けたが、独特の世界に読者を引っ張ることのできた良いコミカライズ例だった。
ところで、今回の八重の桜だが、2013年の大河ドラマである。今年始まってから最初の方をちらっとドラマで見た気がする。女の人が鉄砲隊にいるみたいな話しだったとあやふやにしか覚えていない。
でも、歴史書は大好きなので八重の桜もせっかくの機会に読もうと考えた。

ドラマの冒頭であったセリフ。帯には幕末のジャンヌダルクと書かれている八重の大河漫画。
鉄砲と女
かなりの異色の取り合わせだ。鉄砲といえば、先日読んだ信長のシェフでは堺の今井宗久に圧力をかけて堺から鉄砲を抽出していた。山川日本史では近江・国友、根来・雑賀と横一列に書かれている鉄砲供給地だが、信長のシェフの森可成いわく、岐阜の近くにある国友は受注をうけてから作るが堺は受注なしで作れるのだそうだ。そうしてその堺から奪った鉄砲で長篠合戦があったのだろうと推測される。話しはそれたが、戦国時代より盛んであった鉄砲はこの時代どのように動きを見せるのだろうか?

先ず、鉄砲だが、ケーベル銃に進化している。
幕末の戦争はよくフランス・幕府とイギリス・維新政府に別れて仏英の代理戦争でもあったと言われる。ただ、このケーベル銃なのだが、開発はフランスだがオランダから譲渡されてるようでその辺とはまだ関係はないみたいだ。いずれ、会津藩は幕府サイドとして会津戦争とか新撰組とか関わってくる極右派なのでその辺も期待したい。

封建的な世において、女が銃を撃つべからずは想定範囲内なので今後の流れや八重の成長、心情がポイントになるだろう。
ここで女性が戦いまくってたら平塚らいちょうとか要らなくなるし。鎌倉までは女性の権限があったようだが、江戸の世は厳しい身分社会だからなあ。その辺との戦いも必見!?

この鉄砲軽視が幕府サイドにはある。新撰組が伏見城で発砲した際にはほとんどあたらなかったとかいう逸話もあり、幕府サイドは銃を持ってはいたが抜刀術とか剣術とか古来からの戦法を重視していた。飛天御剣流が使えればそれでも勝てる(あれは維新側なので牙突とかか)けどない以上こういう近代兵器軽視の姿勢が薄い薩長は圧倒的有利だっただろう。身をもって知ってるし。
にしても、なんで信長の時代から鉄砲軽視に至るかはわからんが帯刀が特権なため、刀が特別なものと当時の思想の根底にあったのかもしれない。








