映画

アベンジャーズ マーベラスの集大成

 マーベラスの映画に出てるヒーロー達が集結するアベンジャーズ。かなり評判は良かったが実際も負けず劣らずだ。

 ハルクやアイアンマンは知ってるので中々楽しめた。ヒーロー達の入り乱れ戦う姿は画面が広がり想像と現実の境界を切り裂き白熱の渦に観客を誘い込む。スマッシュブラザーズやジャンプアルキメットスターズなど日本にもヒーロー達のクロスオーバーする作品は多々あるがどれも世代を越えて人気を誇る。あらゆる少年心をくすぐり目覚めさせる。 


 残念だったのはマイティーソーだ。一つだけあれファンタジー色が強すぎるだろ。漫画は読んでないから知らないが、異色な作品ながら唐突にでてくるファンタジーが安っぽく感じさせる。
 次作があるそうだが、どうせならX-MENやファンタスティックフォー、スパイダーマンなんかもどうだろう。

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映画「SIMONE」 撮影技術の新時代

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 映画SIMONEを見た。

アフターアース


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全体評価★☆☆☆☆ 

見る時間の無駄な映画。


〈脚本〉☆☆☆☆☆ 
最悪。異星人とは戦いません。舞台は地球。

〈演技〉★★☆☆☆
ウィルスミスが怪我して動けない役。ウィルは戦いません。

〈構成〉★★★☆☆
しっかりはしてるがファミリー映画ぽい話の流れ


〈映像〉★★☆☆☆
CGも悪くはないが、近年の技術進歩を考えるとよくもない


〈音楽〉★★☆☆☆
普通以下。

コメント


 ウィルスミスも主演格で出ている映画「アフターアース」を見た。
 あらすじを見た時は、なんかアバターに近いのかとも思ったがそんなことはない見る価値のない映画だ。
 ありきたりのストーリーと何より予想と違うストーリー展開。何よりウィルスミスが怪我して動けない役で彼のアクションシーンがないというのはウィルスミスファンにはいかなるものか?また、iロボットなどであくまでヒューマンとしての役柄を担ってきた彼が本作でゴーストという恐怖を消せる人間の役してるのも違和感覚えた。
 構成もファミリー映画、親子の絆、子供の成長がテーマだろうか?どちらかというとそこが主体のようで、それであってそういう映画ならもっとおもしろいものもあるからあえてこれを見る必要はない。
 次に、映像だがバンカーゲームクラスのCGのよう。なんというか、外景は悪くないが、アバターのような高度なグラフィックと比べれば見劣りするし、異星人はいっさい登場することなくモンスターというか、人間の居なくなった後の地球の生命体が描かれるがそれもなんというか、合成感が漂いリアリティが薄い。
 設定としては、異星人と地球人の争いだが本編に異星人はノータッチ。敵というか、主人公とその子供が人類なき未開の地となった地球に放り出され救助を求めるのが本筋だが、それを邪魔立てるのはモンスター化した(といってもサーベルタイガーみたいなのとかプテラノドンみたいなのとかとりわけ新しい発想もなし)動物と異星人が作った対人類用の生体兵器(これは船で輸送中だったのが逃げた)というくらいで真の敵は親子の溝と過去でありあまり深いところがない。

エリジウム

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 第9地区の監督ニールブロムカンプの最新作エリジウムを見た。正直、第9地区のが生々しさでは遥かに勝るが今作では人間強化やロケット等が密売される近未来のスラムが描かれている点で目新しさが感じとれる。
 前作の第9地区はエビと呼ばれる非人間型生命体に対する差別とその未知の存在への畏怖が内包され一段と単なるアクションSF映画としてのみ完結するわけではなく色濃いものとなっておりラストの煮え切らない感じも逆にいい意味で後味の残る作品であった。比べてエリジウムは寧ろ正統派な映画であるといえる。主人公マックスはスラムで生まれ育ち暮らしている前科持ち、職場の上司の横暴(というかスラムの企業なんてあんなもんだろう)で致死量の放射線を浴び助かるためにはエリジウムの医療施設がいる。エビを蔑み、その結果相手の立場に転落し思い知ることになった彼とはまた違うタイプの主人公だ。いや、比較する意味がないくらいに今作のマックスは典型的なアウトローだがいいやつみたいなイメージではないだろうか。マックスだけでなく刑務所映画じゃないとお目にかからないようなキャラが今作の地球人。
 地球全体がスラムであり、ディストピアでありエリジウムのみがユートピアとして成り立っている。エリジウムの大きなテーマとも言えるユートピアとディストピア。これはSFにおける命題でもあるが、極度の監視社会の副産物ではなくこの場合は格差社会の一極化によりあり得ている。ラストではマックスによりそれが是される。
 だが、それは果たして全ての地球を受け入れる設備なのだろうか?全ての地球人をエリジウムに受け入れれば貧困がなくなるどこか人口過多でシステムが崩壊し人間が絶滅もあり得る気がする。闇商人のスパイダーはマックスにそうすれば皆助かるというが、まあ皆がエリジウム利用できるようになるのが正であるならそうだが。
 人口過多の以前にも狂った傭兵が政治家皆殺ししてたがそれにより今後のエリジウム運用に支障をきたさないのだろうか。地球からの元難民達がエリジウム市民となりやりたい放題。それは例え悪人であっても適用されてしまうように思える。エリジウムの市民の権限としてある程度の越権が許されたようだし。(ドロイドに対して地球人への攻撃を指示したり、カーライル思いっきりブラックな企業方針だし。)
 闇商人あがりがエリジウムのような高度システムを統治できるのか?

ワールドウォーZ

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 割とありふれた終末パンデミックものだった。ブラッドピット主演なだけあって主人公の演技力に抜かりはない。
 終末ものはある種の思考実験であり、宇宙人はいるのか研究している天文学者はいるらしいが、ゾンビはいるのか研究している細菌学者は聞いたことないからパンデミックの思考実験は特にハリウッドで描かれるものがもしもの事態を想定する指南書となりうる。まあ、ゾンビなんて絶対いないだろうが。
 テーマ性としてはタイトル通りで世界を股にかけて国連捜査官の主人公がゾンビの原因を調査していくのはタイトル通りワールドウォーだ。その中で各国の対応や人々を見ててもリアリズムてかリアリストっぽい人物像がチラつく。

 アメリカ(国連)
洋上に艦隊を浮かべている。国連事務次官が乗船中だが権限は軍に。大統領は死亡し、副大統領は行方不明。首都は銃撃戦のちに不通となる。


ハーバードの明らかに飛び級した感じの天才博士と主人公をウイルスの発生源と思われる韓国軍基地に送って現地調査を。
また、断った主人公に家族諸共船を下ろすと艦長は言う。主人公もただで船に乗せて貰えると思ってたのかその辺考え甘過ぎだが、要人の家族でさえ難民キャンプ送りで非常体制で対応している。

韓国

かのアルカイダの指導者ヒンラディンを暗殺した特殊部隊シールズの警護で博士と主人公は韓国軍基地へ。
敵地に赴くわけだからもっと人数連れて行っても良かったと思うがシールズがゾンビ相手に苦戦し、壊滅状態。
主人公はまだ若い博士に機内でシールズが警護してくれるから大丈夫だといってたがゾンビに焦り銃暴発で死亡。
国連事務次官曰わくの人類の希望が合えなく初期シーンで事故って死んだ。
韓国軍生き残りより話を聞くとアメリカ軍に過去にゾンビのメールを送ったのは事実らしく、アメリカより前から戦闘していた。
そこで収容されてたCIAエージェントが北朝鮮に武器密売していたとかなんとか。
正直、北朝鮮のゾンビウイルスなのかと言われると日本人なら皆納得するだろうが、そいつが吐いたのはイスラエルが対ゾンビ壁建設していたとだけ。
キム一族が不死軍隊作ろうとしてバイオハザード作ったわけではないようだ。

イスラエル

対ゾンビ壁を一週間で建設。そんなの作ってたらパレスチナが自爆テロの対象にしそうなものだがPLOとかハマスは何やってたのか?
とはおいといて、壁の中へパレスチナ民を受け入れるイスラエル。
モサド長官曰わくパレスチナ民を受け入れればゾンビも減る。
なんかアメリカ視点なイスラエルだがイスラエル部隊のパンデミックはなかなかない。
壁が破られたのに冷静に収集に向かう兵士たち。
さすが国民皆兵の最強の軍隊。女性兵もいるし。
まあ、実際ゾンビ相手だったとしても練度が他国の比ではないであろうイスラエルはさすがだ。自衛隊なら即壊滅してるだろうね。


のち、イスラエル脱出、WHOの施設へ。


結末もウイルスが何かは分からないがハッピーエンドではある。
なんと言うか斬新な対処法だった。
明かさないが、見た人は分かるだろうが、あれだとウイルスというか一種の知的生命体が人類に規制したとかの裏設定があるのだろうか?

起源がインドってのもなあ。

イスラエルがインドの通信傍受したとの話なだけだったからインド起源というよりかは隣国の中国開発か。

北朝鮮VS韓国かイスラエルVSシリア辺りでこじれて未知の生物兵器使用って構図がわかりやすかったが。

設定やストーリーの良さというよりこれはもうゾンビに各国はどう対処するかだろう。
アメリカは大統領権限が強すぎるだけあって大統領死亡と首都瓦解した以上、独自に解決することは無理だったようで、韓国は一部のみ健闘。
イスラエルはうまくやってたらエルサレムが世界の首都になってた。
ロシアは最後出たが、滅びてはいない。

日本はどうなのだろう?

描かれなかったが、海運国だからなあ。海自を中心に生き残りはいるかもしれんが、アメリカ、インド韓国がガタガタな以上護衛艦が他国に合流はできないかな。


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